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2026/06/23

REPORT

第3戦〜東海林広貴が今季2度目のポールトゥウィン

2026 Audi A1 Fun Cup Round 3 Central Circuit レポート

年6戦で行われる2026 Audi A1 Fun Cupシリーズの第3戦が、6月21日、兵庫県のセントラルサーキットで初開催されました。

開幕戦でポールトゥウィンを飾った東海林広貴は、ここセントラルサーキットでも他を寄せ付けない速さを見せ、今シーズン2度目の快挙を遂げました。

A1 Fun Cup 2026 第3戦

公式予選

西日本初開催となるAudi A1 Fun Cup、その舞台となるのが、兵庫県にあるセントラルサーキットです。全長約2.8kmのコースは、低中速コーナーとヘアピン、緩やかなアップダウンが巧みに組み合わされた、ドライバーの技量が試されるテクニカルコースで、まさにAudi A1 Fun Cupのようなコンパクトカーによるワンメイクレースには、打ってつけのサーキットといえます。

エキシビションレースとして行われる今大会には13台がエントリー。前戦同様、海外からも4名がエントリーし、国際色豊かな顔ぶれとなりました。

参加ドライバーのほとんどがこのセントラルサーキットの走行が初めてということもあり、予選・決勝の前日には、一般車両での体験走行が行われ、さらに、30分の練習走行を3本実施。あいにく当日は雨となりましたが、コースに慣れるという意味では有意義な時間が過ごせたようです。

予選・決勝当日の6月21日は、前日からの雨も上がり、ところどころに青空がのぞくコンディションに恵まれました。さっそく11時10分から、ウォームアップを兼ねた25分の予選が行われました。

まずは2周目、前戦でポールトゥウィンを飾った#103 齋藤克康が1分41秒776でターゲットタイムをマーク。次の3周目に1分41秒686までタイムを縮めますが、#116 LIM Junjiがそれを上回る1分41秒381でトップを奪いました。

すると4周目、開幕戦でポールトゥウィンの#102 東海林が1分41秒182を叩き出してトップに浮上。その後、5周目に1分40秒872、さらに7周目には1分40秒144までタイムを上げます。

セッション終盤には#116 LIM Junjiが9周目に1分40秒543、#103 齋藤が12周目に1分40秒563をマークしますが、#102 東海林のタイムには及ばず、#102 東海林のポールポジションが確定しました。

今回1台のみのレディスクラスでは、#101 Kai-Ti WANGが13周目に1分41秒948を記録し、総合9番手でクラストップとなりました。

A1 Fun Cup 2026 第3戦

決勝レース

曇り空ながらも、じわりと暑さを感じるセントラルサーキットでは、13時43分、12周の決勝レースが始まりました。

注目のスタートは、ポールポジションの#102 東海林が見事なダッシュを決めてホールショットを決める一方、2番グリッドの#116 LIM Junjiが少し出遅れます。その隙に#117 LIM Yuhanが2番手に浮上し、#116 LIM Junjiは3番手にポジションを落としました。ここから、この2台による2位争いが一気に激しさを増し、その間にトップを走る#102 東海林が2位以下との差を広げていきます。

そして3周目、1コーナーで#116 LIM Junjiが#117 LIM Yuhanをかわして2位にポジションを戻すと、今度はその背後から近づいてきた#104 飯島宗久と#117 LIM Yuhanによる3位表彰台争いが熱を帯びていきます。

レース中盤になると、トップの#102 東海林が2番手の#116 LIM Junjiに2秒以上のギャップを築き、また#116 LIM Junjiも3番手以下との差を徐々に広げます。#117 LIM Yuhanと#104 飯島の3番手争いには#107 森本祐一、#103 齋藤、#118 MITCHELL Jonathanが加わり、この5台が隊列をなして周回を重ねますが、なかなかオーバーテイクのチャンスは訪れません。

そしてレース終盤、2番手の#116 LIM Junjiがトップの#102 東海林との差を徐々に縮めていきますが、#102 東海林は最後まで集中力を切らさず首位をキープ。「フルプッシュで走った」という言葉どおりの渾身のドライビングでポールトゥウィンを達成し、今シーズン2勝目を挙げました。

最後までもつれた3位争いは、ファイナルラップで4番手を走る#104 飯島が#117 LIM Yuhanに迫り、ついに最終コーナーでオーバーテイク。そのまま3番手でチェッカードフラッグを受けました。しかし、オーバーテイクの際に#117 LIM Yuhanのマシンを押し出す格好となったため、レース後に2秒のタイムペナルティが科されて#104 飯島は4位にポジションダウン、#117 LIM Yuhanの3位が決まりました。

レディスクラスでは9番グリッドからスタートした#101 Kai-Ti WANGが着実な走りで総合8番手で完走し、クラス優勝を飾っています。

初開催のセントラルサーキットでは、テクニカルなレイアウトのコースに、各ドライバーが自身のドライビングを見直す格好の機会になりました。この経験を生かし、次戦のスポーツランドSUGOではどんな戦いぶりをみせてくれるのか。7月19日に開催される第4戦にもぜひご期待ください。

A1 Fun Cup 2026 第3戦
A1 Fun Cup 2026 第3戦 表彰式