2026/07/21
REPORT
全6戦で行われる2026 Audi A1 Fun Cupシリーズの第4戦が、7月19日、宮城県のスポーツランドSUGOで行われました。
今年、参戦6シーズン目を迎えた#104 飯島宗久は、公式予選で初のポールポジションを獲得すると、決勝レースでもその勢いのままトップチェッカーを受け、初勝利をポールトゥウィンで飾りました。

1年ぶりの開催となるスポーツランドSUGOは、アップダウンに富み、高速セクションとテクニカルなコーナーを併せ持つことで知られるサーキットであり、富士スピードウェイとはまた異なる熱戦が期待されます。
この大会にも14台がエントリー。前戦同様、海外からも4名が参加し、また、レディスクラスには#101 Kai-Ti WANGと#119 ナガサワクミコの2名が名を連ねました。
薄雲の合間から夏の日差しがのぞくスポーツランドSUGOでは、10時15分から15分間の予選が行われました。
さっそく1周目、#114 並木重和がいきなり1分51秒551の好タイムを叩き出し、トップに立ちます。さらに4周目には1分51秒233までタイムを縮め、ポールポジション獲得に一歩近づきます。
しかし5周目、#104 飯島が#114 並木のタイムをコンマ141秒上回る1分51秒092をマークし、トップを奪取。その後、このタイムを上回るドライバーは現れず、#104 飯島が念願の初ポールポジションを獲得しました。2番手には#114 並木が続きます。
その後方では、4名のドライバーが1分51秒台をマークする混戦となりました。3番手は1分51秒653の#103 齋藤克康、4番手は1分51秒908の#105 池田 保、5番手は1分51秒959の#102 彦田訓昌、そして6番手には1分51秒977の#115 森 愼一が僅差で続きました。
レディスクラスでは、#101 Kai-Ti WANGが2周目に1分53秒068をマーク。総合12番手につけ、クラストップで予選を終えています。

上空を覆っていた雲も消え、真夏の青空が戻ってきたスポーツランドSUGOでは、15時05分から決勝レースが行われました。
注目のスタートでは、ポールポジションの#104 飯島が好スタートを決め、ホールショットを奪取。その背後には#114 並木がぴたりとつけ、序盤から2台による激しいトップ争いが始まります。
2周終了時点で両者の差はわずかコンマ811秒。その後も#104 飯島がトップを守りますが、#114 並木がじわじわと差を詰め、5周終了時にはコンマ467秒、6周終了時にはコンマ342秒まで接近します。トップを争う2台はハイペースで周回を重ねながら、3位以下の後続を徐々に引き離していきました。
8周終了時にはその差がコンマ260秒まで縮まり、まさにテールトゥノーズの攻防に。ベテランの#114 並木が#104 飯島にプレッシャーをかけ続け、10周目にはメインストレートでアウト側から前に出るチャンスをうかがいます。しかし、#104 飯島も1コーナーへの進入でイン側をしっかりと守り、トップの座を譲りません。
その後も緊迫した攻防は続き、残り1周となる11周終了時点で両者の差は、このレースで最も小さいコンマ220秒に。ファイナルラップまで一瞬も気の抜けないトップ争いとなりましたが、#104 飯島は最後までクリーンかつ冷静な走りで#114 並木の猛追をしのぎ切り、わずかコンマ275秒差でトップチェッカーを受け、ポールトゥウィンで念願の初優勝を飾りました。
一方、トップ2台の後方では、#103 齋藤、#102 彦田、#115 森、#107 森本祐一による3位争いが展開されます。レース中盤に入ると#103 齋藤がこの集団から抜け出し、徐々に後続との差を広げて3位のポジションを確かなものにしていきました。
その後方では、#102 彦田、#115 森、#107 森本による4位争いが白熱。トップ争いにも負けない接近戦が続き、このレースをおおいに盛り上げました。最後まで順位が入れ替わることはなく、#102 彦田が4位、#115 森が5位、#107 森本が6位でチェッカーを受けました。
レディスクラスでは、13番グリッドからスタートした#101 Kai-Ti WANGが総合9位までポジションを上げてフィニッシュ。回を追うごとに速さを増している#101 Kai-Ti WANGが、見事クラス優勝を飾りました。
参戦から6シーズン。レースへの情熱がここSUGOでついに実を結び、待望の初勝利を手にした#104 飯島。シリーズランキングでもトップに浮上し、勢いに乗る#104 飯島が残り2戦でさらにポイントを積み増すのか。それとも、#102 彦田訓昌/東海林広貴のコンビがその勢いを阻むのか。タイトル争いの行方から目が離せない9月5日の第5戦にも、ぜひご注目ください。

