2026/09/01
REPORT
Hitotsuyama with CORNES RACINGは、2026年8月29日〜30日、岡山国際サーキットで開催された「Japan Cup 2026 Round 5&6 OKAYAMA」のGT3 Pro-Amクラスに、Ferrari 296 GT3で参戦しました。
レース1(第5戦)では、スタート直後のアクシデントで最後尾まで順位を落としながらも、怒濤の追い上げで3位表彰台を獲得。レース2(第6戦)では、決して有利な条件ではなかったものの、5位入賞を果たし、ポイントを積み増しました。

ブロンズドライバーの都筑晶裕、プロドライバーの川端伸太朗とともに、タイトル防衛に挑むHitotsuyama with CORNES RACING。他のフェラーリ勢の多くがEvo Packageを装着したFerrari 296 GT3 EVOを走らせるのに対して、供給の遅れにより従来仕様のFerrari 296 GT3を使用するHitotsuyama with CORNES RACINGにとっては、BoPによりブースト圧が低く設定されることも加わり、とくに加速性能については不利な状況のなかで、この岡山大会に臨むことになりました。
ドライコンディションで迎えた8月29日、まずは9時55分から、レース1(第5戦)の決勝グリッドを決める予選1が行われ、ブロンズドライバーの都筑が出走しました。
都筑は3周目からペースを速め、4周目にはタイムアタックを開始して、まずは1分30秒752をマークして3番手につけます。その後、6周目まで自己ベストを更新し続け、1分30秒295のタイムはGT3 Pro-Amクラスの2番手、総合4番手となりました。
続いて10時17分、レース2(第6戦)の決勝グリッドを決める予選2に、プロドライバーの川端が出走しました。川端はタイムアタックを開始した5周目に叩き出した1分28秒732がベストタイムとなり、Pro-Amクラス、総合ともに6番手のポジションを手に入れました。
P1 #24 Max Racing Mercedes-AMG GT3 EVO
P2 #1 Hitotsuyama with CORNES RACING Ferrari 296 GT3
P3 #88 miracolo TOKYO McLaren 720S GT3
P1# 96 K-Tunes Racing Ferrari 296 GT3 EVO
P2 #555 MAEZAWA RACING Ferrari 296 GT3 EVO
P3 #9 BINGO RACING with LM corsa Porsche 911 GT3 R (992) Evo
P6 #1 Hitotsuyama with CORNES RACING Ferrari 296 GT3

上空に厚い雲が広がる岡山国際サーキットでは、8月29日16時、レース1(第5戦)が始まりました。2周のフォーメーションラップのあと、戦いの火蓋が切られると、スタート直後、都筑がドライブする#1 Hitotsuyama with CORNES RACING Ferrari 296 GT3をアクシデントが襲います。#88 miracolo TOKYO McLaren 720S GT3との接触により1コーナーの外に弾き飛ばされたのでした。幸いすぐにコースに復帰できたものの、都筑の#1 Hitotsuyama with CORNES RACING Ferrari 296 GT3は最後尾の総合15位までポジションを落としてしまいました。
ここから、#1 Hitotsuyama with CORNES RACING Ferrari 296 GT3の猛反撃が始まります。都筑は3周目には11番手にポジションを上げ、8周目には9番手。13周目には8番手までポジションを戻します。
すると14周目、先行していた#96 K-Tunes Racing Ferrari 296 GT3 EVOと#27 AWD Racing Audi R8 LMS GT3 EVO IIが接触してコースオフ。これにより#1 Hitotsuyama with CORNES RACING Ferrari 296 GT3は6位にポジションを上げるとともに、FCY(フルコースイエロー)が宣言されました。
FCY下、15周を終えたところで、#1 Hitotsuyama with CORNES RACING Ferrari 296 GT3は川端にドライバー交替。全車がピットストップを終えると、FCYがセーフティカーランに切り替わります。前戦の第4戦で優勝した#1 Hitotsuyama with CORNES RACING Ferrari 296 GT3にはピットストップ時に15秒のサクセスペナルティが科されましたが、セーフティカーの後方につくことができたため、それがほぼ帳消しになったのは幸運でした。
セーフティカー導入直前には雨が降り出し、すでにピットストップを終えている各マシンは、スリックタイヤでの走行を強いられます。そんな中、都筑からマシンを託された川端は、セーフティカーランが解除されるやいなや、この難しいコンディションで巧みにマシンをコントロールし、リスタート直後の7番手から、22周目には6番手へ浮上し、その後もオーバーテイクを繰り返し、28周目には4番手までポジションを上げました。
ここから、目の前を走る#181 NORIK RACING Ferrari 296 GT3 EVOに迫り、29周目のヘアピンでこれをかわして3位に。その後も川端は3位を守り、#1 Hitotsuyama with CORNES RACING Ferrari 296 GT3は最後尾から一転、表彰台を獲得しました。
P1 #24 Max Racing Mercedes-AMG GT3 EVO
P2 #9 BINGO RACING with LM corsa Porsche 911 GT3 R (992) Evo
P3 #1 Hitotsuyama with CORNES RACING Ferrari 296 GT3

前日とは一転、夏の青空が広がる岡山国際サーキットでは、8月30日13時20分、レース2(第6戦)が始まりました。名だたるプロドライバーが前半を担当するこのレース、#1 Hitotsuyama with CORNES RACING Ferrari 296 GT3をドライブする川端は6番手スタートでまずはポジションを守り、その後は先行する#181 NORIK RACING Ferrari 296 GT3 EVOとテールトゥノーズの接近戦を演じます。しかし、ライバルはEvo Packageを装着したFerrari 296 GT3で、また、前車に接近するとダウンフォースが低下するため、オーバーテイクにはいたらず、この順位のまま、19周を終えたところでピットに戻り、都筑にマシンを託しました。
全車がピットストップを終えたところで都筑は6番手。前半同様、5番手の#181 NORIK RACING Ferrari 296 GT3 EVOを追いかける展開が続きました。両者のバトルは数周にわたりましたが、25周目、ついに都筑がヘアピンで#181 NORIK RACING Ferrari 296 GT3 EVOのインを突き、5番手に浮上。その際に接触し、グラベルから脱出できなくなった#181 NORIK RACING Ferrari 296 GT3 EVOに対応するため、FCYが導入されました。
31周目にFCYが解除された時点で、4番手を走行するライバルとの差は約5秒。その後、都筑はこの差を詰めていき、最終的には#9 BINGO RACING with LM corsa Porsche 911 GT3 R (992) Evoにコンマ593秒差まで迫りますが、ポジションを上げるにはいたらず、5位でレースを終えました。
第6戦終了時点で、Hitotsuyama with CORNES RACINGは85ポイントを獲得してランキング3位。ランキングトップとは20ポイント差となり、チャンピオン獲得に向けて厳しい状況となりました。しかし、昨年も最終戦で逆転してタイトルを獲得しただけに、可能性があるかぎり、最後まで諦めず、チャンピオンを目指して戦いますので、引き続きHitotsuyama with CORNES RACINGへの応援をお願いいたします。
P1 #96 K-Tunes Racing Ferrari 296 GT3 EVO
P2 #555 MAEZAWA RACING Ferrari 296 GT3 EVO
P3 #88 miracolo TOKYO McLaren 720S GT3
P5 #1 Hitotsuyama with CORNES RACING Ferrari 296 GT3
