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2020/09/15

REPORT

第4戦〜26番グリッドから今季最高の5位でフィニッシュ

FUJIMAKI GROUP MOTEGI GT 300km RACE レポート

SUPER GT Round 4

Audi Team Hitotsuyamaは、2020年9月13日、栃木県のツインリンクもてぎで開催されたSUPER GT第4戦「FUJIMAKI GROUP MOTEGI GT 300km RACE」に出場しました。

天候の変化に翻弄され予選を26位で終えたAudi Team Hitotsuyamaでしたが、決勝では入賞を目指してひた走り、今季最高の5位でポイントを獲得しました。

予選

これまでの3戦同様、川端伸太朗と近藤 翼の布陣で臨むことになった第4戦のもてぎ300kmレース。チームは、前戦のレース中の接触で受けたマシンのダメージを修復し、Audi R8 LMSが得意とするツインリンクもてぎに向かいました。

予選が行われる9月12日の午前には公式練習が行われ、セッション前半はレインタイヤでおもに近藤が、また後半にはスリックタイヤでおもに川端がテスト走行を繰り返しました。この際、ドライコンディションでのセッティングが上手く決まらず、1分49秒936のベストタイムはクラス20位。その後、チームはタイムが伸びない原因を突き止め、決勝に向けてセッティングを見直しています。

同日午後にはノックアウト方式の公式予選が行われ、まずはGT300クラスのB組でQ1に挑みます。路面が少し濡れている状況であったため、練習走行でウェットコンディションを経験している近藤がQ1を担当。Q1開始時には小雨が降っていましたが、他の多くのチーム同様、スリックタイヤでコースに。しかし、開始から2分後にコースアウトした車両の回収でセッションは赤旗中断。セッション再開を待つあいだ、雨量が増し、その後も雨が強まると判断したチームは、レインタイヤに履き替えて、近藤をコースに送り出しました。

すぐに近藤は1分57秒346のタイムで4番手に浮上しますが、その後、雨量は増えず、路面が乾きはじめたことから、タイムは頭打ちに。結局、スリックタイヤを履くライバルに遅れをとり、近藤はB組13位でQ1撤退。26番グリッドからのスタートが確定しました。

P1 #360 RUNUP RIVAUX GT-R 青木孝行/柴田優作
P2 #25 HOPPY Porsche 松井孝允/佐藤公哉
P3 #31 TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT 嵯峨宏紀/中山友貴

P26 #21 Hitotsuyama Audi R8 LMS 川端伸太朗/近藤 翼

決勝

決勝当日は、心配されていた雨が降ることもなく、気温27℃のしのぎやすい状況でレースが行われました。Audi Team Hitotsuyamaは、近藤がスタートドライバーを担当。午後1時に戦いの火蓋が切られると、着実にスタートを決めた近藤は先行するライバルを次々とオーバーテイクし、1周目に25位、2周目に24位、3周目に22位、さらに4周目には21位と順位を上げていきます。その後も勢いは止まらず、15周目にはスタートから10位アップの16位までポジションを上げました。近藤はさらに2台をかわし、23周を終えたところで川端と交替しました。

完璧なピット作業ののちにコースに送り出された川端は、上位勢とほぼ変わらぬタイムで周回を重ね、39周目には入賞圏内の10位までポジションをアップします。ほどなくしてセーフティカーが導入され、上位との差が縮まると、川端はこのチャンスを逃さず、先行する2台をオーバーテイク。さらに、ゴール直前、上位を走る3台が立て続けにスローダウンしたことで、最終的には5位までポジションを上げることに成功。26番グリッドからスタートした#21 Hitotsuyama Audi R8 LMSは、ポジションを21上げて、入賞を果たしました。

レース後、チーム代表の一ツ山亮次は、「もてぎには優勝を狙って来ただけに、予選でタイヤの選択がうまくいかなかったのはショックでした。それだけに、決勝での素晴らしい追い上げは、とても気持ちが良いものでしたし、シーズン後半に向けて、自信を高めるレースになりました」と語りました。

第5戦の富士は、10月3日、4日に開催されます。もてぎの良い流れに乗り、次戦でも入賞を狙いますので、Audi Team Hitotsuyamaへのご支援、ご声援を、引き続きよろしくお願いいたします。

P1 #65 LEON PYRAMID AMG 蒲生尚弥/菅波冬悟
P2 #88 JLOC ランボルギーニ GT3 小暮卓史/元嶋佑弥
P3 #61 SUBARU BRZ R&D SPORT 井口卓人/山内英輝

P5 #21 Hitotsuyama Audi R8 LMS 川端伸太朗/近藤 翼

SUPER GT Round 4

チーム代表 一ツ山亮次のコメント

前回の鈴鹿でも入賞は確実という状況で、残念ながら接触でポイントを獲得できなかったので、今回のもてぎは必ずポイントを獲得する決意でサーキットに入りました。予選は天候に左右されて、悔しい結果になりましたが、決勝では、前半を担当した近藤がタイヤをしっかりマネージメントしながら10台以上をオーバーテイクするなど、完璧な走りを見せてくれましたし、後半の川端も攻めの走りでライバルをかわす展開。最終ラップを7位で迎えただけでもうれしいのに、2つポジションを上げて5位でゴールしたのは本当に驚きました。

そうなると、“たられば”ですが、予選のポジションが良ければ、優勝も夢ではなかったかなと(笑)。もちろん、そううまく行かないのがレースですが、今回の結果が自信になったことは確かです。

これもひとえに、チームメンバー全員が諦めずに最後まで頑張った結果です。最後の最後まで諦めないことの大切さを、あらためて思い知らされました。それは、シーズンを最後まで諦めないということにも通じるので、次の富士もこの気持ちのまま、上位をめざして頑張りますので、引き続き応援をお願いします。

ドライバー 川端伸太朗のコメント

「チーム皆んなの意気込みが感じられたレースでした。ガソリンの量もぎりぎりまで攻めていましたし、ピットワークも素晴らしかったです。近藤選手が前半のペースをしっかり作ってくれて、タイヤに関する情報も的確に共有してくれたので、最初は抑えながらペースをつくることができました。昨年のチャンピオンカーである55号車を追いあげながら、後ろからすごい勢いで迫ってくる56号車を抑え込む場面では、今シーズン最も頭を使いました。今日の結果はチーム力によるものだと思います。新チームでようやく調子が上向きになってきましたし、次は表彰台をめざしていきたいと思います」

ドライバー 近藤 翼のコメント

「予選では雨脚が強くなり非常に難しいタイヤ選択になり、結果的には想定していたほど雨がふらず、残念な結果となりましたが、決勝はブレーキ性能に優れるAudi R8L MSにはチャンスがあると思っていました。実際にレースでもブレーキがよくて、イン側に飛び込んでコーナリングで負けないように踏ん張ってオーバーテイクするシーンが何度もありました。チームの雰囲気もとてもまとまっていましたし、着実に走って結果を出すことができて良かったです。GT300クラスは本当に混戦ですが、こうしてミスをしないで走ることができれば自ずと結果がついてくると思います。次戦の富士も頑張ります」