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2022/10/18

REPORT

第6戦〜Audi driving experience Japanの完走をサポート

スーパー耐久シリーズ 第6戦 スーパー耐久レース in 岡山 レポート

2022年10月15日〜16日、岡山県の岡山国際サーキットでENEOSスーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook 第6戦「スーパー耐久レースin岡山(3h×2レース)」が開催されました。Hitotsuyama Racingは、ST-Zクラスにスポット参戦するAudi driving experience Japanのチーム運営を担当し、その完走をサポートしました。

Hitotsuyama Audi R8 LMS GT4 (#33)
中原英貴、竹川翔太、宮田莉朋、神晴也

公式予選

アウディ ジャパンでは、「Audi driving experience / Circuit trial Time trial session」の総合優勝者を対象に、実際にレース参戦の機会を設ける「Race experience」を行っており、Hitotsuyama Racingは初回からチーム運営を担当してきました。5回目となる今回は、スーパー耐久シリーズ 第6戦の岡山3時間レースのST-ZクラスにAudi R8 LMS GT4で参戦。通常はHitotsuyama Audi R8 LMS GT4として走行する21号車が、この第6戦のみ33号車にカーナンバーを変えてスポット参戦しました。

チームの布陣は、AドライバーがAudi driving experienceのインストラクターを務めるジェントルマンの中原英貴選手、Bドライバーがプラチナドライバーの宮田莉朋選手、Cドライバーが実力派エキスパートの神晴也選手、そして、Dドライバーがレース参戦権を獲得した竹川翔太選手となります。

竹川選手は、岡山国際サーキットにて事前に2度の練習走行を行いました。ターゲットタイムの1分39秒台に対して、1回目は1分44秒台だったベストが、レース直前の2回目には1分41秒まで向上。予選で1分40秒を突破するのがひとつの目標です。

10月15日午後4時ちょうどからはC/Dドライバー予選がスタート。竹川選手はタイムアタックの開始早々、1分40秒556をマーク。その後も、1分40秒094、1分40秒083と自己ベストを更新しました。目標の1分39秒台にはわずかに届かなかったものの、プロドライバーのレッスンにより4秒以上のタイムアップを図ることができました。

一方、Aドライバーの中原選手は1分40秒677、Bドライバーの宮田選手は1分36秒443、Cドライバーの神選手は1分37秒332をそれぞれマーク。AドライバーとBドライバーの合算タイム順で決められる決勝のスターティンググリッドはクラス7番手、グループ1では15番手を獲得しています。

ST-Z Class Qualifying Result

P1 #885 シェイドレーシング GR SUPRA GT4
P2 #310 HIRIX★EIKO GT4
P3 #500 5ZIGEN AMG GT4

P7 #33 Audi R8 LMS GT4

スーパー耐久シリーズ2022 第6戦

決勝

10月に入ったにもかかわらず、夏に後戻りしたような強い日差しが降り注ぐ岡山国際サーキットでは、10月16日午後1時33分、3時間耐久レースの戦いの火蓋が切られました。スタートは今回の主役である竹川選手が担当。スプリントレースの経験が豊富な竹川選手は、初めてのスーパー耐久でもしっかりとスタートを決め、スピンや他のマシンとの接触もなく、無事にオープニングラップを終え、メインストレートにその姿を現しました。

その後も、コントロールが難しいミドシップのAudi R8 LMS GT4を乗りこなし、予選のベストタイムに迫る1分40秒882の自己ベストをマークするなど、懸命に周回を重ねていきます。「いつもは20分から30分のスプリントレースですので、『30分経過しました』と無線で告げられたときは、まだ半分もあるのかという感じでした。後半は体力的にもキツかった」という竹川選手でしたが、35周、約1時間の担当を無事に走りきり、無傷でマシンを中原選手に渡しました。

中原選手は、Audi R8 LMS GT4でのスーパー耐久参戦は初めてであるにもかかわらず、1分43秒前後の安定したペースで約50分、29周を無事に走りきり、最終ドライバーの神選手にマシンを託します。

神選手はエキスパートドライバーとして持ち前の速さを発揮。ドライバー交替直後は周回を重ねるごとに自己ベストを更新する勢いで、71周目には1分39秒304のチームベストをマーク。その後も勢いは衰えることを知りません。ところが、残り20分というところで、マシンのモニターが突如シャットダウンするというトラブルに見舞われ、その対応のためにピットストップ。その後、ほどなくしてコースに復帰した神選手は34周を走り、33号車のAudi R8 LMS GT4はクラス8位で無事完走。Hitotsuyama RacingはAudi driving experience Japan のレース参戦を無事成功に導くことができました。

さて、11月26日〜27日に鈴鹿サーキットで開催される次の最終戦は、いつもどおりの21号車として、レギュラーの4名のドライバーとともに、今季3度目の表彰台を目指します。シーズン最後までAudi Team Hitotsuyamaの応援をよろしくお願いいたします。

Race Result

P1 #885 シェイドレーシング GR SUPRA GT4
P2 #111 Access HIROSHIMA+ GR SUPRA GT4
P3 #310 HIRIX★EIKO GT4

P8 #33 Audi R8 LMS GT4

スーパー耐久シリーズ2022 第6戦