2025/07/07
REPORT
Hitotsuyama Racingは、2025年7月6日、宮城県のスポーツランドSUGOで開催されたENEOS スーパー耐久シリーズ2025 Empowered by BRIDGESTONE 第4戦「SUGOスーパー耐久4時間レース」のST-ZクラスにMercedes-AMG GT4で参戦しました。
参戦クラスのなかでは最も多い10台がエントリーしたST-Zクラスで、6番手からスタートした#21 Hitotsuyama Mercedes-AMG GT4は、3名のドライバーがそれぞれの速さを見せて3位でフィニッシュし、今シーズン初となる表彰台を獲得しました。

SUGOスーパー耐久4時間レースでは決勝中に2度のドライバー交替が義務づけられることから、A:山脇大輔、B:ショーン・ウォーキンショー、C:アレッサンドロ・ブレッサンの3名で菅生大会に臨みました。
人にもマシンにも厳しいレースとなった前戦の「富士24時間レース」のあと、チームは#21 Hitotsuyama Mercedes-AMG GT4をひととおりメインテナンスしてきましたが、第4戦が行われる菅生でいざ走らせてみると、マシンには整備が必要な部分が残っていることが判明し、プロペラシャフトの交換を行うなどして、3日の練習走行はほとんど走れずしまいでした。しかし、その甲斐あって、4日の専有走行からはマシンは快調な状態が続き、セットアップも順調に進めることができました。
今回の菅生大会は、7月6日に予選から決勝までが行われるというスケジュール。そして、予選も、いつもとは異なり、ノックアウト方式が採用されました。暑さが厳しいスポーツランドSUGOでは、さっそく8時40分から予選が開始され、まずはBドライバーのウォーキンショーがQ1に挑みました。ウォーキンショーは2周目にマークした1分28秒013がベストタイムでしたが、これはST-Zクラス10台中の6番手で、上位5台を対象としたQ2Aへの進出は叶わず、この時点で6番手以下が確定します。
下位5台を対象としたQ2Bに挑んだAドライバーの山脇は3周目に1分28秒521をマーク。これはQ2B勢ではトップのタイムとなり、クラス6番手からのスタートが決定します。山脇のタイムはST-ZクラスのAドライバーのなかでは4番手の速さとなり、決勝でのポジションアップが期待されます。
P1 #26 raffinée日産メカニックチャレンジZ NISMO GT4
P2 #52 埼玉 GB GR Supra GT4 EVO2
P3 #885 シェイドレーシング GR Supra GT4 EVO2
P6 #21 Hitotsuyama Mercedes-AMG GT4

予選終了から3時間弱という慌ただしい進行のもと、12時38分にはローリングスタートにより決勝レースが始まりました。
#21 Hitotsuyama Mercedes-AMG GT4はウォーキンショーをスタートドライバーに据えて、できるだけ長く最初のスティントを走らせる作戦を採ることにしました。ウォーキンショーはオープニングラップでひとつ順位を上げて5位に浮上しますが、その直後から#22 EBI GROUP Cayman GT4 RS CS、#20 NANIWA DENSO TEAM IMPUL Z、#111 エヴァRT初号機 POP RACE AMG GT4の4台による4位争いに巻き込まれ、さらに31周目からは#885 シェイドレーシング GR Supra GT4 EVO2とテール・トゥ・ノーズの4位争いを繰り広げるなど厳しい状況が続きました。
それでも、ウォーキンショーは上手くタイヤをマネージメントしながら周回を重ね、ライバルたちが40周過ぎから次々とピットストップを行うなか、もっとも遅い60周までピットストップのタイミングを伸ばすことに成功しました。
チームは#21 Hitotsuyama Mercedes-AMG GT4のタイヤを4本交換し、山脇をコースに送り出します。この時点で#21 Hitotsuyama Mercedes-AMG GT4はクラス4番手。3位を走る#20 NANIWA DENSO TEAM IMPUL Zとは約23秒のギャップがありました。この第2スティントでは、多くのチームがAドライバーを走らせていましたが、山脇はそのなかでほぼ最速のラップタイムを刻み、前を行く#20 NANIWA DENSO TEAM IMPUL Zとの差を徐々に詰めていきます。100周目にはその差は4秒293まで縮まりましたが、ライバルがピットに向かったことで2台の3位争いはいったん終了。次の101周を終えたところで山脇もピットに向かい、最後のスティントをブレッサンに託しました。
ウォーキンショーのスティントで左側のタイヤの消耗が多いことを確認していたチームは、ピットストップの際に左2輪を交換して、ブレッサンが駆る#21 Hitotsuyama Mercedes-AMG GT4をコースに戻します。4番手のままコースに復帰したブレッサンは、約9秒先を走る#20 NANIWA DENSO TEAM IMPUL Zをラップタイムで上回り、周回ごとにその差を縮めていきます。そして121周目には#20 NANIWA DENSO TEAM IMPUL Zの背後に迫り、その2周後の123周目には馬の背コーナーでインに飛び込んでオーバーテイク。ついに表彰台圏内の3位にポジションを上げました。
その後もブレッサンは速いペースで周回を重ね、3位を守ったままフィニッシュし、#21 Hitotsuyama Mercedes-AMG GT4に今シーズン初の表彰台をもたらしました。
第3戦では#101 Hitotsuyama Audi R8 LMSが、そしてこの第4戦では#21 Hitotsuyama Mercedes-AMG GT4が表彰台を獲得しているHitotsuyama Racing。もちろんこの結果に満足することなく、さらなる高みを目指して次のレースに挑みますので、引き続きHitotsuyama Racingの応援をよろしくお願いいたします!
P1 #52 埼玉 GB GR Supra GT4 EVO2
P2 #26 raffinée日産メカニックチャレンジZ NISMO GT4
P3 #21 Hitotsuyama Mercedes-AMG GT4

