2025/07/29
REPORT
Hitotsuyama Racingは、2025年7月26日〜27日、大分県のオートポリスで開催されたENEOSスーパー耐久シリーズ2025 Empowered by BRIDGESTONE 第5戦「スーパー耐久レース in オートポリス」のST-XクラスにAudi R8 LMS GT3で参戦しました。
3番手グリッドから戦った#101 Hitotsuyama Audi R8 LMSは、レース戦略も功を奏し表彰台を争う戦いをみせ、終盤のライバルのペナルティにも助けられ今シーズン最上位の2位となりました。

今シーズンからST-Xクラスに参戦している#101 Hitotsuyama Audi R8 LMSは、スポーツランドSUGOでの第4戦には参戦しませんでしたが、大分県のオートポリスで開催された第5戦からふたたび戦列に復帰。A:鈴木建自、B:小川颯太、C:ジェームス・プル、D:猪爪杏奈というレギュラードライバー4名がドライブしました。
7月24日の特別スポーツ走行からオートポリスは風がやや強いものの晴天に恵まれ、24日は1時間30分を2回、7月25日は1時間のグループ1、2時間のグループ2と2回の専有走行が行われました。専有走行では1回目を鈴木と小川、全クラス混走の2回目を4名のドライバー全員が交代し走行。1回目は1分51秒960というベストタイムで3番手、2回目は1分54秒785というベストタイムでこちらも3番手で終えました。
予選日となった7月25日はやや雲が多くなり、風が強まったものの晴天となり、13時15分から公式予選が行われました。ST-XのAドライバー予選に臨んだ鈴木は3周目に1分53秒258というベストタイムを記録し、3番手につけます。続くBドライバー予選に臨んだ小川は、トップドライバーたちと互角のアタックを展開。1分49秒559を記録し、A+Bドライバーの合算では、3分42秒817で3番手となりました。
Cドライバー予選ではプルが走行し1分52秒075で2番手に。Dドライバー予選では猪爪が1分53秒923を記録。#101 Hitotsuyama Audi R8 LMSは順調に公式予選を終えました。
P1 #31 DENSO LEXUS RC F GT3
P2 #777 D’station Vantage GT3
P3 #101 Hitotsuyama Audi R8 LMS


7月27日のオートポリスも風が強く、上空を目まぐるしく雲が流れていく天候となりました。11時からの決勝レースに向けたスタート進行時には陽射しが差したり、細かい雨粒が舞ったりと難しいコンディションの下で5時間の決勝レースはスタートを迎えました。
#101 Hitotsuyama Audi R8 LMSは、小川がファーストスティントを担当。3番手から抜群のスタートを切ると、1コーナーでポールポジションの#31 DENSO LEXUS RC F GT3のインを差し、一気にトップに浮上しました。
このオートポリスは中速コーナーが多く、他クラス車両をオーバーテイクしながらの走行は非常に難しいコースですが、小川はそんな状況のなか、2周目に1分51秒947のファステストラップを記録するなどリードを広げ、ラップダウンが出はじめてからは2番手に浮上した#777 D’station Vantage GT3に接近を許すものの、抜きどころをしっかりと抑えリードを続けていきました。
小川は時折#777 D’station Vantage GT3に並ばれることはあったものの、42周のスティントを終えて首位のままピットイン。鈴木建自にステアリングを託しました。このスティントでは#777 D’station Vantage GT3もAドライバーを起用していましたが、鈴木は44周目、先にピットインしていた#777 D’station Vantage GT3に1コーナーで先行を許してしまいます。ただその後、鈴木は大きく離されることなく、前を追いながらスティントを進めていきました。
そんな鈴木のスティントが規定の時間に近づくころ、ターン3でピットインを行ったばかりのST-TCRクラス車両がクラッシュ。コースサイドにストップしてしまい、レースはフルコースイエローからセーフティカーに変化していきました。このタイミングで#101 Hitotsuyama Audi R8 LMSはピットに向かい、猪爪に交代。84周目にレースが再開されると、この戦略が功を奏し、#101 Hitotsuyama Audi R8 LMSは3番手にポジションを上げることに成功しました。
レース後半、路面温度も少しずつ下がりはじめるなか、各車ともタイヤのグリップダウンに苦しめられることになりますが、猪爪は第3スティントをきっちりと繋ぎ、ジェームス・プルに交代。他車と異なるピットタイミングで、セーフティカーでの遅れを取り戻そうとしていた#777 D’station Vantage GT3を追っていきました。
#777 D’station Vantage GT3はタイヤのグリップに苦しんでいたものの、プルを懸命に抑え込みます。ようやくプルは116周目に#777 D’station Vantage GT3をオーバーテイクすることができ、これで表彰台圏内に返り咲くことができました。
追撃の手を緩めないプルは、終盤2番手を走る#31 DENSO LEXUS RC F GT3を猛追。ただ、#777 D’station Vantage GT3に抑え込まれたタイムロスが響き、10秒前後のギャップを少しずつ削っていたものの、レースは最終盤へ。このまま#101 Hitotsuyama Audi R8 LMSは3位でフィニッシュするかと思われました。
しかしチェッカーまで残り3分というタイミングで、首位を走っていた#23 TKRI 松永建設 AMG GT3が、ST-5Rクラスのトップ車両と接触。フィニッシュ後、競技結果に30秒が加算され、#101 Hitotsuyama Audi R8 LMSは2位に繰り上がることに。今シーズンの最上位フィニッシュとなりました。
第3戦での3位表彰台、そして今回はトラブルもなくノーミス、ノーペナルティでの2位と、着実に順位を上げている#101 Hitotsuyama Audi R8 LMS。シーズンも残すところ2戦となりましたが、引き続き勝利を目指していきますので、#101 Hitotsuyama Audi R8 LMSの活躍にどうぞご期待ください。
P1 #31 DENSO LEXUS RC F GT3
P2 #101 Hitotsuyama Audi R8 LMS
P3 #23 TKRI 松永建設 AMG GT3
