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2025/08/18

REPORT

第5戦〜森 花海が初のポール・トゥ・ウィン

2025 Audi A1 Fun Cup Round 5 Fuji レポート

年6戦で戦う2025 Audi A1 Fun Cupシリーズの第5戦が、8月16日、静岡県の富士スピードウェイで行われました。

今シーズンの第3戦から参戦している#101 森 花海がポールポジションを獲得。決勝でもライバルとのトップ争いに競り勝ち、自身初のポール・トゥ・ウィンを飾りました。

2025 A1 Fun Cup 第5戦

公式予選

開幕戦以来となる富士戦には13名のドライバーがエントリー。このうち4名がレディスクラスの女性ドライバーです。また、#118 池田 保が初参戦となります。

上空を雲に覆われ、過ごしやすい天候となった富士スピードウェイでは、11時20分から20分間の公式予選が始まりました。今回はFCR-Vitzとデミオレースとの混走でレースが行われるため、この予選もAudi A1 Fun Cupが13台、FCR-Vitzが13台、デミオレースが1台の計27台が同時にタイムアタックに挑みました。

さっそくセッション開始直後の2周目、#104 飯島宗久が2分16秒723をマークしてトップに立つと、これをターゲットにタイムアタックが本格していきます。

3周目に入ると、#102 野田 望が2分15秒837でトップに浮上。さらに#107 藤井政至が2分16秒363で3番手につけ、上位争いは激しさを増します。ここで再び#104 飯島が2分15秒769でトップに返り咲きますが、直後に#101 森 花海が2分15秒592を叩き出し、首位に躍り出ました。

これに対し、#104 飯島選手が4周目に2分15秒786まで自己ベストを縮めましたが、#101 森にはコンマ210秒及びません。一方、#101 森は2分15秒576にタイムを更新し、トップの座をしっかりとキープしました。その後も#101 森は安定した走りを見せ、8周目にはダメ押しの2分15秒483を記録し、ポールポジションを確定しました。2番手に#104 飯島、3番手には#102 野田が続いています。

レディース・クラスは、#101 森が全体トップで圧倒的な速さを見せる一方、クラス2番手の#112 芳賀絢音が全体5位に食い込み、クラス3番手の#108 ナガサワクミコも6位に入るなど、上位争いに絡む活躍を見せています。また、#106 Kai-Ti WANG選手も13位で予選を終えました。

2025 A1 Fun Cup 第5戦
2025 A1 Fun Cup 第5戦

決勝レース

ときおり雨粒がぽつりぽつりと落ちてくる富士スピードウェイでは、予定より15分遅れの15時50分、10周の決勝レースが始まりました。

まずはフロントロウの#101 森と#104 飯島、セカンドロウの#102 野田と#107 藤井がきれいにスタートを決め、この4台が横並びで1コーナーに進入します。この混乱のなかでポールポジションの#101 森がトップを守り、ホールショットを獲得。そのすぐうしろでは、#107 藤井が#104 飯島のインを突き2番手に浮上します。さらに#102 野田がアウト側から#104 飯島をかわしました。

その後方では#108 ナガサワクミコが#112 芳賀をオーバーテイクし、総合5番手に浮上しています。レディス・クラスのポジション争いからも目が離せません。

これ以降、レースは#101 森と#107 藤井によるトップ争い、#102 野田と#104 飯島による3位争いが熱を帯びていきます。コンマ3秒からコンマ7秒のテール・トゥ・ノーズでバトルを続ける首位争いは、3周目には#107 藤井がファステストラップを記録する速さで#101 森に迫り、ついに5周目には#107 藤井がコカコーラコーナーで#101 森のインを突き、首位に浮上しました。しかし、首位を奪われた#101 森は諦めることなく#107 藤井の背後に張りつき、6周目以降もわずかコンマ3秒前後の差で2台の接近戦が繰り広げれます。

一方、#102 野田と#104 飯島の3位争いは、6周目の1コーナーで#102 野田がオーバーランを喫し、その隙に#104 飯島が3位を奪いました。

次の7周目、ストレートでスリップストリームを使った#101 森が1コーナーで藤井をかわし再びトップに返り咲きます。しかし8周目には、同じ1コーナーで#107 藤井が再逆転するなど、熱くクリーンなバトルに終わりは見えません。そして迎えたファイナルラップ、2位を走る#101 森はストレートエンドで#107 藤井のアウト側にマシンを振り、1コーナーでクロスラインを取った#101 森がコーナー出口で#107の横に並ぶと、2コーナーで#107 藤井に先行してトップに返り咲きました。一方の#107 藤井は#101 森を懸命に追いかけますが、ヘアピンあたりから2台のギャップは徐々に開いていきました。ファイナルラップの後半も#101 森がトップのまま逃げ切り、ポール・トゥ・ウィンで今季初勝利を挙げました。2位は1秒078差で#107 藤井、3位は#104 飯島がつけています。

レディース・クラスは、総合優勝した#101 森に続き、2位が総合5位争いに競り勝った#108 ナガサワクミコ、3位が総合6位の#112 芳賀、4位が同11位の#106 Kai-Ti WANGとなりました。

第5戦を終え、ここまですべてのレースで優勝者が異なり、混戦が続いている2025シーズンのAudi A1 Fun Cup。最終戦となる次の富士で勝利を手にするのは誰か。シリーズチャンピオンの行方とともに、11月8日の第6戦にご注目ください。

2025 A1 Fun Cup 第5戦 表彰式