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2025/11/10

REPORT

2025年第6戦(最終戦)〜野田 望が今季2勝目を挙げシリーズタイトル獲得

2025 Audi A1 Fun Cup Round 6 Fuji レポート

年6戦で戦う2025 Audi A1 Fun Cupシリーズの最終戦が、11月8日、静岡県の富士スピードウェイで行われました。

シリーズタイトルがかかる決勝レースは、2番グリッドからスタートした#102 野田 望がホールショットを決めてそのまま逃げ切って今季2勝目を挙げるとともに、シリーズタイトルを獲得しました。

2025 A1 Fun Cup Round 6

公式予選

最終戦までもつれこんだシリーズタイトル争い。5戦が終わった時点でのポイントランキングは、#102 野田 望と#107 藤井政至が96ポイントで同点トップ。これを#101 森 慎一・森 花海が93ポイントで追うという接戦です。それだけに、熱いバトルが期待される第6戦・最終戦には15名がエントリー。101号車をシェアして戦う森ファミリーは森 花海が走ります。女性ドライバーが対象のレディスクラスは、#101 森に加えて、#106 Kai-Ti WANGが参戦しました。

上空には雲が多く、肌寒い天候となった富士スピードウェイでは、8時30分から20分間の公式予選が始まりました。今回もFCR-Vitzとデミオレースとの混走でレースが行われるため、Audi A1 Fun Cupが15台、FCR-Vitzが15台、デミオレースが2台の計32台が同時に予選に挑みました。

セッションは3周目あたりから本格的にタイムアタックが始まり、まずは#117 並木重和が2分14秒632をマークし暫定トップに立ちます。これに#107 藤井政至、#102 野田 望、#101 森 花海が続きました。

次の4周目には#102 野田が2分14秒137にタイムを上げてトップに浮上。#117 並木も2分14秒256に自己ベストを更新しますが#102 野田にはわずかに及びません。一方、コースインのタイミングを遅らせてタイムアタックに入った#120 東海林広貴がいきなり3番手に飛び込んできました。#120 東海林は2024シーズンにシリーズランキング2位に輝き、今シーズンはこの最終戦に照準をあわせてシミュレーターで腕を磨いてきました。

5周目には、#101 森が2分13秒951をマークしトップに踊り出ましたが、その直後、#120 東海林がそれを上回る2分13秒470でついに首位に。さらに#120 東海林は8周目に2分13秒467までタイムを縮める速さでポールポジションを獲得しました。

一方、2番手タイムをマークした#101 森選手でしたが、当該ラップタイムが走路外走行で削除され、6周目の2分14秒502がベストに。そのため、最終的には2位は#102 野田、3位に#117 並木がつけました。

出場した2名によるレディスクラスは、総合で5番手の#101 森がクラストップで、#106 Kai-Ti WANGが総合14番手から追うことになりました。

2025 A1 Fun Cup Round 6

決勝レース

雲間からときおり日差しが射し込む富士スピードウェイでは、11時30分、10周の決勝レースが始まりました。

注目のスタートは2番グリッドの#102 野田が好ダッシュを決め、1コーナーで#120 東海林のインを押さえトップに踊り出ます。2番手となった#120 東海林の後ろには予選5番手の#101 森と同6番手の#107 藤井が続きますが、#120 東海林と#101 森のあいだには混走となるデミオクラスの1台が割り込んだことで、上位争いが思わぬかたちで乱される展開になりました。

さっそくオープニングラップでは、#76のデミオが#102 野田から一時首位を奪ったり、また、ダンロップコーナーではA1 Fun Cupの2位争いに絡んで、全体の2番手に浮上。その際に、#107 藤井は#120 東海林と#101 森の2台をパスしてA1 Fun Cupの2位、全体の3位にポジションをアップしています。

ここからしばらくは、#107 藤井、#120 東海林、#101 森、そして#76のデミオによる第2集団が接近戦を展開。その隙に、トップを走る#102 野田が2位以下とのギャップを少しずつ広げていきます。#102 野田の独走を許すわけにはいかないA1 Fun Cupの3台は、なんとかここから抜け出そうと奮闘。そしてついに4周目の1コーナーで#120 東海林が#107 藤井をインから刺して2位に浮上。#101 森も#107 藤井をかわして3位にポジションを上げました。

ここから#120 東海林の反撃が始まります。5周目を終えた時点で#102 野田との差は3秒566ありましたが、ラップタイムがわずかに速い#120 東海林は5周目と7周目にファステストラップをマークする勢いを見せて#102 野田に迫っていきます。

そしてファイナルラップにはコンマ791秒差まで詰め寄り、さらに13コーナーでは#102 野田の背後にぴたりとつけた#120 東海林でしたが、今シーズン、第3セクターで走りを徹底的に強化したという#102 野田は#120 東海林の追撃を振り切りトップでフィニッシュ! 今季2勝目を挙げてシリーズチャンピオンを決めました。2位は#120 東海林、3位は#101 森でした。

レディスクラスは、総合3位でフィニッシュした#101 森が優勝。クラス2位は総合13番手の#106 Kai-Ti WANGでした。

シリーズランキングは、前述のとおり#102 野田がタイトルを獲得し、2位には#101 森 慎一・森 花海の親子コンビ、3位は#107 藤井でした。

ビギナーからベテランまで、老若男女が本格的なレースを和気藹々とした雰囲気で楽しめるAudi A1 Fun Cupは、これにて2025シーズンが終了。来る2026シーズンもさらに楽しくエキサイティングなレースを目指しますので、どうぞご期待ください!

2025 A1 Fun Cup Round 6 表彰式
2025 A1 Fun Cup Round 6 表彰式