2019/05/14

REPORT

最終ラップに逆転したイシカワヨシオが0.147秒差で逃げ切り、開幕戦優勝を飾る

2019 富士チャンピオンレースシリーズ Audi A1 Fun Cup 開幕戦レポート

A1開幕戦1

2019年も富士チャンピオンレースシリーズに組み込まれ、全4戦で開催されるAudi A1 Fun Cup、5月11日〜12日に開催された開幕戦では、8名のドライバーがA1 Fun Cupクラスに参戦しました。公式予選では、昨年も速さを見せていたイシカワヨシオがポールポジションを獲得。決勝レースでは途中逆転される場面も見られましたが、最終ラップに意地のオーバーテイクを見せて見事に開幕戦優勝を果たしました。

予選

8名のドライバーが参戦することとなったAudi A1 Fun Cup開幕戦。各ドライバーの戦績はVitzレースやスーパー耐久に参戦しているドライバー、ヒストリックカーを走らせるドライバー、そしてJAF公式戦初参戦となるドライバーまで、非常に豊かな顔ぶれとなりました。そんな中、5月13日10時40分から20分間の公式予選がスタート。まずは昨年度も速さを見せていた#102イシカワヨシオが順当にトップタイムをマークします。その後方ではJAF公式戦初参戦となる#108柄沢聡太郎がコンマ数秒差で2番手のタイムを記録。以下#107橋本泰一が続きます。ここで#108柄沢聡太郎が再度アタック。2分16秒046のタイムを記録しますが、トップタイムには届かず。その直後、タイヤの内圧調整のためにピットインしていた#102イシカワヨシオが2分14秒743までタイムアップを果たし、20分の公式予選が終了しました。

Vitzレースでも速さを見せる#102イシカワヨシオがFFマシンを巧みに操り、開幕戦のポールポジションを獲得。2位には#108柄沢聡太郎、3位には#107橋本泰一が入り、その後も2分17秒台、18秒台と、各ドライバーが続く公式予選結果となりました。

<公式予選結果>
1位 #102 イシカワヨシオ / 東京IRC Audi A1 / 2分14秒743
2位 #108 柄沢聡太郎 / Straight Five A1 / 2分16秒046
3位 #107 橋本泰一 / 初音レーシング Audi A1 / 2分17秒035
4位 #101 斉藤浩徳 / Freem Audi A1 / 2分17秒458
5位 #104 風間俊雄 / カザマグループ 松原企画A1 / 2分18秒275
6位 #105 緒方克明 / Audi A1 Fun Cup / 2分18秒836
7位 #106 内野徳昭 / UCHINO RACING A1 / 2分19秒714
8位 #105 小野津博之 / だるいアウディ A1 / 2分20秒494

決勝レース

A1開幕戦2

公式予選後、約5時間のインターバルを経て10周の決勝レースが行われました。他クラスのマシンを含め全23台のマシンが1周のフォーメーションラップの後、一斉にスタート。クラス2番手スタート#108柄沢聡太郎、そして3番手スタートの#107橋本泰一がオープニングラップの1コーナーでポールポジションの#102イシカワヨシオに並びかけようとするものの、#102イシカワヨシオも巧みなライン取りでこれを阻止。他クラスのマシンが#102イシワカヨシオと2番手#108柄沢聡太郎の間に入ったことから、#102イシワカヨシオはオープニングラップで一気に独走態勢に入りました。しかしその後、他クラスマシンのクラッシュによりSCカー導入となったことで各マシンの差も詰まり、再度仕切り直しとなりました。また、#107橋本泰一と#104風間俊雄は反則スタートによりドライブスルーペナルティが下され、ここで残念ながら勝負権を失うことになります。

SCカーによる再スタート後には、#102イシワカヨシオと#108柄沢聡太郎のバトルが激化。「速いマシンについていくことで、苦手なセクター3の走り方も分かった」という#102柄沢聡太郎は、最終コーナー立ち上がりでピタリと#102イシワカヨシオの背後に付けストレートでトップに立つも、インフィールド区間では#102イシカワヨシオが逆転。数周に渡りテール・トゥ・ノーズ、サイド・バイ・サイドの展開が続きます。

最終ラップのセクター2までは#108柄沢聡太郎がリードを拡げこのまま逃げ切りかと思われたものの、#102イシカワヨシオは、セクター3でアンダーステアにより失速した#108柄沢聡太郎のインに飛び込み逆転に成功。#108柄沢聡太郎も決して諦めることなく、最終コーナー立ち上がりからスリップストリームを使い並びかけるものの僅かに届かず。#102イシワカヨシオが0.147秒差で逃げ切り、開幕戦優勝を果たしました。2位には悔しいものの、JAF公式戦初参戦において見事に表彰台を獲得した#108柄沢聡太郎、3位には昨年から参戦し、こちらも初表彰台となる#101斉藤浩徳が続きました。

<決勝レース結果>
1位 #102 イシカワヨシオ / 東京IRC Audi A1 / 10周 24分38秒750
2位 #108 柄沢聡太郎 / Straight Five A1 / 10周 24分38秒897(+0.147)
3位 #101 斉藤浩徳 / Freem Audi A1 / 10周 24分53秒123(+14.226)
4位 #106 内野徳昭 / UCHINO RACING A1 / 10周 25分09秒621(+30.871)
5位 #107 橋本泰一 / 初音レーシング Audi A1 / 10周 25分16秒960(+38.210)
6位 #105 小野津博之 / だるいアウディ A1 / 10周 25分22秒979(+44.229)
7位 #103 緒方克明 / Audi A1 Fun Cup / 10周 25分38秒038(+59.288)
8位 #104 風間俊雄 / カザマグループ 松原企画A1 / 10周 25分46秒514(+1’07.764)

*#107/#104は反則スタートにより、ドライビングペナルティーを科す。
*#103はSCリスタート時の追い越し違反により、競技結果に対して30秒加算ペナルティを科す。

第2戦は8月30日、31日に開催されます。第2戦には増車も予定されておりますが、追加エントリーもまだまだ受付けておりますので、Audi A1 Fun Cupに興味をお持ちの方はお気軽にお問い合わせください。

A1開幕戦3